相田 麻純《ケルビーノ》
東京藝術大学声楽科卒業、同大学院修士課程および博士後期課程の音楽研究科オペラ専攻を修了し、博士の学位を取得。在学中に安宅賞、アカンサス音楽賞および同声会賞受賞。第77回日本音楽コンクール入選。藝大オペラ定期公演においてロッシーニ《セヴィリアの理髪師》ロジーナ役でオペラ・デビュー。横浜オペラ未来プロジェクト2007において、ミヒャエル・ハンペ演出の同オペラにも同役で出演。明治安田クオリティオブライフ文化財団の奨学生としてイタリアのパルマ音楽院に留学し、パルマ歌劇場主催の教育オペラにて、ロッシーニ《セヴィリアの理髪師(抜粋)》ロジーナ役、並びにヴェルディ《運命の力 (抜粋) 》プレツィオジッラ役にて出演。他にも、パルマにてロッシーニ《婚約手形》クラリーナ役、ロッシーニ《成り行き泥棒》エルネスティーナ役で出演。モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》ドラベッラ役、《ドン・ジョヴァンニ》ドンナ・エルヴィラ役、プッチーニ《蝶々夫人》スズキ役などの幅広いレパートリーを持つ。J.シュトラウス《こうもり》のオルロフスキー公爵役、フンパーディンク《ヘンゼルとグレーテル》などの男性役も得意としている。