松下 京介《指揮》
香川県出身。高松第一高校音楽科、昭和音楽大学音楽学部作曲学科指揮コース卒業。星出豊、樋本英一の各氏に師事。下八川圭祐基金、昭和音楽大学同伶会留学生奨学金を得、イタリア国立ミラノ・ヴェルディ音楽院、シエナ・キジアーナ音楽院で学ぶ。帰国後は小澤征爾、広上淳一、チョン・ミュンフン、G・カレッラ等著名な指揮者の下、新国立劇場、藤原歌劇団、東京二期会、サイトウキネンフェスティバル等で副指揮、合唱指揮を務める。2005年バルトーク国際オペラ指揮コンクール (ルーマニア) 第1位、2007年ルイージ・マンチネッリ国際オペラ指揮者コンクール (イタリア) 第2位を獲得。これまでに、藤原歌劇団「ラ・ボエーム」「カルメン」、ミラマーレオペラ「愛の妙薬」、日本オペラ協会「夕鶴」、昭和音楽大学オペラ、同大学管弦楽定期演奏会、文化庁「本物の舞台芸術体験事業」オペラ公演、ミューザ川崎フェスタサマーミューザ、第21回山口国民文化祭・オーケストラの祭典「大学のステージ」等を指揮。また、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団、東京フェスティバルオーケストラ等、国内の主要オーケストラを指揮している。海外での活動も多く、ウィーン国立歌劇場、リセウ大劇場、トリノ王立歌劇場、ネーデルランドオペラ、モンテカルロオペラ等、数多くの劇場で研鑽を積み、「リゴレット」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「パリアッチ」「フィガロの結婚」「ファルスタッフ」等の公演をヨーロッパ各地で指揮した。イタリアのオペラ専門誌 "L'OPERA" 誌上で好評を得る等、評価も高い。2009年10月、ロハ・シンフォニーオーケストラ (エクアドル) を指揮。第34回川崎市アゼリア輝賞、2009年3月には香川県文化芸術新人賞を受賞。